最近よく聞くFintechについての入門がわかる一冊。 柏木亮二著「フィンテック」日経文庫
あらすじ
フィンテック(FinTech)というのは、金融(Finance)+技術(Technology)を併せた造語であり、金融サービスがIT技術の発展に伴い、今までよりも便利で使い易いサービスになって来ているぞ〜という本。FinTechの具体例として、電子決済、家計簿アプリ、保険の見直しサービス、投資アドヴァイザリー、学生ローンの借り換え、個人間送金、ビットコインなどの事業が挙げられる。アメリカ発のベンチャー企業がどんどん金融業界に参入しており、既存の金融サービスを提供している企業を脅かしている。FinTechに当たるものとして、電子決済サービスの「Paypal」や家計簿クラウドサービスの「Money Forward」などのサービスが代表例として挙げられる。なお代表的な企業は他にもたくさんある。*1
日本のFinTechはどんな感じか?
では、日本にはFinTech関連ではどのような事業があるのだろうか。私が個人的に興味を持ったクラウドファンディングについて調べてみると、クラウドファンディングであれば、「CampFire」*2や「READYFOR」*3などが有名らしい。
下のCAMPFIREのリンクでは、新しいタイプの書店を立てるために資金をクラウド上で募っていた。
他にもアニメやゲームの製作やクラシック音楽専門のメディア創設に関わる費用を工面するために利用したりと面白いものも多かった。